米マイクロソフト、生成AIによる支援機能を追加
米マイクロソフトは2023年9月26日に、
マイクロソフトのパソコン向けのOSであるWindows11を更新して、
同社のAI支援機能「コパイロット」の商用サービスを開始することが報じられました。
コパイロットとは「副操縦士」と訳されます。
PCを使う際の補助的なもの、助言等をする機能を担う存在であると考えられます。
生成AIは主従関係では使用するユーザーである人に対してあくまで従であり、
生成された情報を的確に検証し、適切に活用するのが主たる人の役割であると考えられます。

マイクロソフトはChatGPTを開発した米オープンAIと資本提携しており、
今後もさらに米オープンAIの基盤技術を活用して、OSにAI支援機能を付与していく方針のようです。
2022年10月米オープンAIのChatGPTが提供されてからわずか1年で、
マイクロソフト製の最新パソコンOSであるWindows11に実装されるかたちにまでなりました。
ITテック企業のサービスで生成AI機能採用は飛躍的に伸びています。
現在、そして今後の新しいPCの使い方となっていくのではないかと考えられます。

文章作成の生成AIは2018年に登場した大規模言語モデルと呼ばれる技術でできています。
わずか5年前にできた技術です。
それが今やPCの使い方・活用に新たな風穴を開けると期待されてきています。

新しい基盤技術として注目されている生成AIも規制やルール整備を巡って欧米で話し合いが行われてもいます。
生成AIを使用してできたもの（文章・画像・動画など）にはAI製であることを明記することが求められるようになる可能性があるようです。
ChatGPTの生みの親である米オープンAIのサン・アルトマン氏も生成AIに規制やルールづくりが必要であることを言及しています。
生成AIは適切な利用と適切な規制やルールが必要不可欠であるようです。