Microsoftからリリースされた新たな製品と今後について
Microsoft、2024年10月2日にOffice2024を発売
Microsoftから新たに買い切りのOffice2024がリリースされました。
2024年は6月に、Copilot+PCと掲げたMicrosoft製のPC、Surfaceシリーズが発売されました。
この製品にクアルコムのSnapdragon X elite、X Plusチップが採用されました。
Microsoftの方針に沿って、次世代のコンピューティングの機能、
エッジAI(デバイス側で働く・処理できるAI)を活用可能なスペック・システム要件が定義されています。
MicrosoftのエッジAI機能の利用には40TOPS以上の処理能力を持つNPUを搭載することが求められます。
また、他にも最小システム要件として16GBのRAM DDR5/LPDDR5と、
ストレージ 256GB SSD/UFS以上のスペックが必要であるといいます。
クアルコムのSnapdragon X Plusは最大45TOPSの処理能力を持つNPUを備えたSoC(システム・オン・チップ)だといいます。
他にも、AMDは2024年7月に、最大50TOPSのNPUを備えたSoCを、
インテルは2024年9月に最大48TOPSのNPUを備えたSoCを発表してます。
クアルコム・AMD・インテルは事実上2024年中に、Copilot+PCのシステム要件に準拠したSoCを発表したことになります。
次世代のCopilot+PCの要件を満たすSoCが出揃ってきたタイミングで新しいOffice2024がリリースされました。
また、新OS Windows12が2024年か2025年にリリースされるという噂も見られます。
Windows12には40TOPSを超えるNPUを備えたSoCが必要となることがわかってきているようです。
AI機能の活用を見据えたWindows次世代PC
次世代のPCは2024年、2025年にAI活用を見据えた機能が強化され、リリースされると見られます。
米ITテック企業の製品開発・販売戦略は次々と新たに明らかとなっています。