JR東海道新幹線N700S

2019年10月末、JR東海道新幹線の新型車両が東京オリンピックを前に走行実現されることが報じられました。
全車両Wi-Fi利用可能、かつ全席充電コンセント完備です。
このN700Sの新型車両は、バッテリー走行も可能であり、リチウムイオンバッテリーを搭載している初の車両であるそうです。
この仕様は停電時でも走行可能とするための機能として初搭載されました。

筆者は豊橋から新幹線を利用しますので、JR東海道新幹線の進化や充実は歓迎したいと思います。
またN700Sは防犯カメラや大きなスーツケースなどの荷物置き場なども充実しています。
新幹線を利用していて、東京駅などで見ていると、ゴミ集め処理や掃除のスタッフさんがキビキビとチームで働いている姿も見ます。
今後は駅に設置する防犯カメラや、新幹線内の防犯カメラ設備も充実してセキュリティ機能をさらに充実させることも大事なようです。
日本の新幹線も含む鉄道技術は、積極的に海外展開もされています。

ものづくり的な視点だと、各製品や素材が成熟してくると、
より安価で高品質で大量に製造できるメーカーがシェアを伸ばしていく現象が多く見られます。
例えば太陽光発電向けのパネルなどですが、もうほとんど日本メーカーは手を引いている状態です。
昨今では中国メーカーが大きいシェアを占めています。
ですので技術の生き残りはものづくり分野でもとても切実な課題・問題であると考えられます。
鉄道技術は時間に正確で、きめ細かいものづくりの長所をもつ日本のメーカーにとっては大事な技術分野ではないかと考えられます。

観光客はもちろんですが、現代をかたちづくっているビジネスマンが多く利用する新幹線・リニアなどの充実は、注目すべき移動インフラ技術、ものづくり分野であると筆者も感じています。
ただ、日本の場合においてもセキュリティーとプライバシーが丁寧にバランスをとって守られるのかは注目すべき視点ではあると考えられます。