AI活用と開発について

学びにAI活用
2023年から米ハーバード大学でAIを講師に利用する取り組みが始まっています。
AI講師には基本的な問いの多くに対応させる試みで、
人の教授などは、より内容の深い課題や問いに効率的に向き合うことができるといいます。
日本国内でも生成AIを学びに活用する学生も少なからずいるようです。
基礎的なコード・プログラミングの修正の問いや、
英語の語法や意味の微妙な違いなどを比較して調べたりすることなどにも活用されているといいます。

生成AI、和製AI
米エヌビディアの生成AIサーバー向けGPU・CPU半導体チップ製品は圧倒的な世界シェアで先行しています。
エヌビディアは搭載する半導体チップ製品だけでなく、
それを扱うためのソフトウェアも使えるサービスの充実にも注力してきているといいます。
生成AIは基本的には深層学習するデータ量・パラメータ量が多いほど優れた機能を発揮していくと言われています。
米国のIT大手GAFAMなどの企業は生成AIの進化を学習データ量・パラメータ量の規模と質で圧倒することを図っているようです。
圧倒的な資本投資の規模で、生成AIの充実を図る態勢です。
エヌビディアのジェンスン・ファンCEOは日本でも日本独自の生成AIをつくることをするべきだとコメントしています。
日本国内でもNTTやNEC、KDDIなどが日本語・日本人の利用を想定する和製AIをつくっているといいます。
AIに学習させる言語を日本語・日本人向けにし、
さらにAI利用を想定する業種・業界言語も絞って開発することで、
独自の優位性を持たせるという意図などで開発しているといいます。

活発な日本国内でのデータセンター・サーバー投資
Googleやアマゾン、マイクロソフトなど米IT大手が日本国内にデータセンターを投資して設備を増強する計画を表明しています。
生成AIをよりよく活用するための半導体チップの開発・製造・搭載と、
さまざまな情報ごとに特化した生成AIや、
それとは反対のより万能なメジャーな生成AIの開発など、
今後の生成AI開発の動向は様々な可能性を秘めていると考えられます。