2023年初のクルマについて

クルマ、自動運転より電動化がまずは進行か
CESとはコンシューマーエレクトロニクスショーの略で米ラスベガスで開催される見本市です。
今年も2023年1月上旬に開催されました。
米アルファベット社の子会社で自動運転を開発してるウェイモが自社製品をCES2023に出展しました。
それは、特定条件下での自動運転レベル4の機能に対応したタクシー向けの試作車でした。
自動運転レベル4は最近ではタクシーやバスなど一定の使用と条件を想定しての開発となってきているようです。
自動運転は期待と注目を集めています。
しかし、安全面での課題がまだあると見込まれ普及の水準に達する・成熟するのを待つしかないのが現状のようです。
まずは自動車メーカー大手各社は電動化を進める意向であるようです。

注目を集めるプリウス
トヨタは2023年1月10日に新型プリウスを発売したと発表しました。
価格は旧モデルに比べて若干高く設定されています。
ただ、レクサス以外には搭載されていなかった安全機能が搭載されているといいます。
トヨタのクルマのサブスクリプションであるキント向けのモデルも発表されており、それも注目されています。
1月10日に発売されたプリウスのキント専用モデルは安全機能のプログラム更新OTA(Over the Air)オーバージエアに対応していると発表されています。
OTAでかかる費用はキントのサブスクリプション料金に反映されており、追加の出費はかからないようになっているといいます。
キントは2023年1月にキントファクトリーという新サービスの提供を開始しています。
キントファクトリーは安全装備や内外装のリフレッシュや製品交換などを後付けができる新サービスです。
2023年1月モデルのキント専用プリウスにはこのキントファクトリー利用を想定した仕様・設計となっているようです。
若年層の新しいクルマ利用のかたちを新たに模索しているトヨタおよびキントの取り組みは新しい取り組みであると考えられます。