電気の融通
最近中国ではスマホ認証や顔認証で移動や買い物ができる技術の活用が進んでいるというニュースを見ました。
また、中国では5Gが本格的にスタートしているとテレビで報じられています。(2019年11月執筆現在)
筆者は身近なところでiPhoneの顔認証Face IDやスマホ指紋認証などを使っています。
2019年はキャッシュレス決済が日本でも10%の消費増税のタイミングで普及が始まっています。
筆者は毎日スマホやパソコンを使用しています。
現在使用しているパソコンのBluetoothのマウスは乾電池式です。
地味にそのマウスの電池交換することがあるのですが、改めて二次電池、充電式電池のありがたみを想うことがあります。
現在当たり前になっているノートパソコンやスマートフォン端末に搭載されている「リチウムイオン二次電池」。
そのありがたみが2019年のノーベル化学賞で評価されたことはその確かさが評価されているということではないかと考えられます。
現段階では、当面、そのリチウムイオン二次電池が、電気自動車EVを支えることになります。
電気の融通がテーマの1つになるのではないか
気候変動や環境問題と並行して電気の融通がテーマとなることは不可避ではないかと筆者も感じています。
仕事と住環境、暮らしのデザインということになるのでしょうが、
これは、現在のクルマ・自動車業界が衆知を集めて研究開発・実験を試みている諸相と似ていると考えられます。
2020年では日本でも5G通信の商用化がスタートします。
ただ、デジタルのコンテンツやサービスにとって当たり前のように必要なのが電気です。
電気の融通は例えば家庭用向けの蓄電池がネクストビジョンの1つとして取り上げられたりしています。
再生可能エネルギーと蓄電池や蓄電システムは電気の融通を支えることになるかもしれません。
ただ、心配な点は供給過剰になった製品の世界の価格破壊になかなかついていくのが難しいことが日本の製造・ものづくりの壁や課題にもなっているようです。
他にも通信の進化は製造の製品や機械装置などにも、また物理や計算の世界も変えることに、将来はなるかもしれません。
科学的に気候変動や環境問題に対応する技術の開拓と、便利な生活と経済が両立するかは難しい問題であるように見受けられます。