自動車の変革期

(画像、マツダ車、イメージ)

プラグインハイブリッドPHV
自動車製造でプラグインハイブリッドPHV車が再注目されています。
マツダは2023年9月14日に11月にロータリーエンジンを発電機とするプラグインハイブリッド車を日本国内で販売開始することを表明しました。
このプラグインハイブリッド車はエンジンを使わない際の航続距離が約100km弱であるといいます。
一方でロータリーエンジンで発電して走行する場合には航続距離が約800km走行できるともいいます。

EVの普及期は2027~2028年頃であるなどとも言われています。
最近になって日本と日本のメーカーがカナダでのEV向けの車載電池の生産を可能にしていくことを検討していることが報じられたりもしています。
自動車仕様の大変革期であると考えられるため、メーカーの努力だけではなく、国や政府機関・省庁の補助も必要であると考えられます。
実際に世界の自動車ショーなどの展示会も各地で母国の自動車メーカーをそれぞれの国が支援する構図が際立っています。
ただ中国だけは上海モーターショーなどではより多くの国々の自動車メーカーが展示に応じており、世界の中ではEV普及が最も進んでいるのは中国の自動車市場であるようです。

日本では電力の多くが依然として火力発電由来であることがまず考えられます。
水素や合成燃料などの燃料を使用した自動車の仕様開発も並行して行う必要もあるかと考えられます。
トヨタのFCV水素燃料電池車MIRAIや、EVモードでも走行可能で長く走る際にはハイブリッド車として走行できるプラグインハイブリッドPHV、
水素エンジン仕様車など気候変動・環境問題対応のクルマの開発・製造は重要度が増していると考えられます。
日本でEVを普及させる環境を整えることは喫緊の課題であると考えられます。
再生可能エネルギーや水素の供給網の構築は特に必要であると考えられます。

上記のマツダの新しいプラグインハイブリッド車のEVモードで100kmの航続距離であれば、
街乗りの自動車としては十分な航続距離であると考えられます。
かつロータリーエンジンが発電機となって遠くへの走行にもハイブリッドモードでの走行であれば約800kmと、
これも現在のEV車と比べても充分な航続距離であると考えられます。