日本の製造業が医療品生産支援


コロナ禍で改めて国内での医療品の生産が決定的に不足している事が浮き彫りになっていました。
こうした事実の判明を受けて改めて国内のメーカー企業で医療品の生産支援がスタートしています。
世界的な新型コロナウィルスの流行を受けて、新しい生活様式が推奨されると同時にものづくりも柔軟な対応が始まっています。
原材料は輸入するものの、医療品の完成品を国内で生産することの重要性は新しい感染症の流行と被害影響によって改めて増して来ていると考えられます。
医療用マスクや医療用ガウンなどはほとんど中国など海外からの輸入に頼っていたというのが本当でした。
日本のものづくりが協力しあって医療用品の生産支援を国内に生産拠点を設けて開始することは心強く、喜ばしいことです。

ものづくりの工場など製造・生産現場でも、例えば実際に従業員で新型コロナウィルス感染者が1人でも見つかれば、
それに関連する生産現場の従業員が一斉に2週間の自宅待機となったりしてしまうといいます。
会社は保健所に連絡をして指示を仰ぎ、消毒と感染防止策を徹底して保健所の許可を受けてからの操業の開始となってしまいます。

筆者の友人でも出張の多い友人では県をまたぐ移動は制限され、県をまたぐ移動は必ず会社の許可が必要とも聞きます。
100年に一度の自動車の変革期と100年に一度の感染症の大流行とを受けて、製造の現場も大変大きな影響を受けています。

愛知県は飛行機や自動車などのものづくりの中心地域でもあって、新聞を開けば営業成績の下振れの打撃を受けている企業が多く出ています。

2020年6月中旬現在、クルマに関しては中国が新型コロナ封じがうまくいっていることもあって、
中国・日本の関連ものづくり企業も成績を回復させてきているというニュースも入ってきています。
明るい兆しが本当に明るくなるにはまだ確かめていく時間が多く必要ではありますが、ものづくりの新しいグッドニュースが1つでもより多く入ってくることを期待しています。