堅調なソニーのものづくりから考えること
ソニーは2022年5月末、長崎工場でスマホ用画像センサーの半導体製品の生産増強をしていく計画であることが判明しました。
画像センサー製品は電気自動車向けにも今後大きな需要が見込まれています。
画像センサー製品の需要のトレンドを見て生産能力増強へ舵を切るようです。
家庭用据置型ゲーム機PS5も大幅な増産へ
ソニーは今年度1800万台の生産目標を掲げて最新家庭用ゲーム機PS5の大幅な増産をしていく計画を表明しました。
(PS5は家庭用ゲーム機PlayStation5の略です。)
PS5はPS4のソフト(一部を除く)も遊べるといいます。
PS5は2020年の11月12日に発売されています。
今年度のPS5の大幅な増産は世界販売を視野に普及を狙う新しい一手となるようです。
PS5の仕様について
スタンダードモデルでは光学ドライブ付きと無しの両モデルが発売されています。
スタンダードモデルは容量がSSD825GBです。
CPU、GPUともにAMD製です。
CPUのプロセスルールは7nmとなっているようです。
4k60fpsの動画出力に対応しているともいいます。
ゲームはパソコンやスマホの進化とともに技術が発展してきています。
ゲームにおける専用機材のスペックの進化は、日常で使うパソコンのスペックの進化というかたちでも恩恵がもたらされてきています。
ゲームは本来エンターテイメントが主目的ですが、
動画視聴における技術進化の技術基盤を形成・開発していく上で欠かせないコンテンツであると考えられます。
スマホやPC、ゲーム機など身近なデジタル機器は、様々な問題を抱えている現代には生活・日常・遊び・仕事において技術的に欠かせないものとなってきています。
PCゲームやスマホゲームで培われた技術基盤は私たちユーザーの体験をより豊かにしてくれています。
スマホは携帯して持ち歩くのに欠かせないデバイスとなっています。
ソニーが注力してきている画像センサー技術は日本のものづくり分野を牽引していく領域であると考えられます。
電気自動車化、自動運転化が進むクルマのものづくりにおいてもソニーは欠かせない技術を保有していくのではないかと期待されます。