再エネ、地熱発電について

(画像、イメージ)

地熱発電
「地熱発電とは地熱(主に火山活動による)を用いて行う発電のことをいいます。
有害な噴出物の処理等を施して注意深く利用すれば地球温暖化や大気汚染への対策手法ともなることから、
環境保全とエネルギー安全保障の観点から各国で利用拡大が図られつつあります。」
(「」、地熱発電 Wikipediaより引用)

概要
「地熱発電は、地熱によって生成された水蒸気により発電機に連結された蒸気タービンを回すことによって電力を発生させるものです。
地熱という再生可能エネルギーを活用した発電であるため、運転に際して温室効果ガスの1つである二酸化炭素の発生が火力発電に比して少なく、
燃料の枯渇や高騰といった問題がないといわれています。
また、太陽光発電や風力発電といった他の主要な再生可能エネルギーを活用した発電と異なり、
天候・季節・昼夜によらず安定した発電電力量を得られると目されています。
資源量も多く、特に日本のような火山国においては大きな潜在力を有すると言われています。
一方で、
探査・開発に費用と期間を要すること、
温泉の湧出湯量の減少、枯渇を懸念する観光業界や地元自治体からの反対、
初期費用が高い、
火山噴火などの自然災害に遭遇しやすい、
などの難点も指摘されています。」
(「」、地熱発電 概要 Wikipediaより引用)

2022年12月から岐阜県で中部電力グループの会社による新しい地熱発電施設が稼働
岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷で中部電力グループの会社の地熱発電所が12月1日から稼働することが報じられました。
発電のために取り出された蒸気と熱水のうち、蒸気を取り出した後の熱水を温泉事業者に温泉として無償提供するという新しい仕組みが考え出されています。
稼働後も安定した湯量を得続けられるかという心配もありますが、
地元の理解を得ていることや、地熱発電としては中部電力グループのなかでは新しい試みの設備で地熱発電の可能性を広げるものとして大いに期待されます。