人の暮らしに身近なモノの進化の近況
2023年10月中旬、サムスン電子の業績が底を打って改善の兆しが見えてきたことが報じられています。
韓国サムスンや米アップルなど2023年もスマホ新製品などは機能や性能の進歩が見られます。
アップルのiPhone15シリーズは端子口がUSB-Cに統一されました。
2024年に向けて半導体市況の改善が見られると良いです。
半導体は近い将来に向けて車載向けと生成AI向けは堅調となっていくようです。
コロナ禍で生産が停滞していた自動車向けの半導体の供給も改善されてきています。
そんな中2023年10月中旬執筆現在、トヨタは部品会社の工場の爆発事故の影響で最大7工場11ラインを停止したと発表されました。
また、他にもトヨタは注文から納期が分かるシステムを新たに構築することが報じられてもいます。
自動車は車載OS搭載の準備が進んでいたり、
競合他社と差をつけられるような電池の新仕様の開発も進んでいるようです。
注目されている次世代電池の全固体電池は想定製造コストが高く高級車種向けの車載電池であるようです。
現行のリチウムイオン電池は普及が加速してきています。
ただリチウムイオン電池にはリチウムやニッケル、コバルト、マンガンなどの希少金属が使われるケースがあるといいます。
こうした希少金属を使わない電池も電気自動車のモデルと価格の多様化のニーズを捉えようと必死の開発競争が進んでいます。
米テスラや中国のBYDなどはEVの普及で一歩先を行っています。
日本のトヨタは出光と組んで全固体電池の生産・量産に向けて開発・製造を本格化させることを表明しています。
電気自動車の車載電池を自宅の蓄電池と連携させて電気を有効活用したり、
自宅の蓄電池や電気自動車の車載電池に貯めた電気を電力網に供給するV2G(Vehicle to Grid)など、
電池を取り巻く技術や新機能やサービスが今後の電気自動車化で人の暮らしを豊かにしていくと考えられます。