プライベートブランドについて考える
プライベートブランドとは
「プライベートブランドとは小売店・卸売業者が企画し、独自のブランド(商標)で販売する商品のことをいいます。」
(「」、プライベートブランド Wikipediaより引用)
家電のプライベートブランドについて
家電店エディオンでも、「e-angle」(イーアングル)というプライベートブランド家電製品が発売されています。
サイズも小さめ、価格も安くて1人暮らしなどの新生活にはちょうど良いという印象を筆者は持っています。
筆者が考えることは、自社で製品をつくる環境、生産拠点を保有しておくことはものづくりの面でも非常に重要なのかもしれないということです。
高級機種ですごく良いモノを売る戦略もあれば、手頃で手に入りやすい価格で販売する戦略など、お店を彩る戦略はいろいろとあることを感じます。
プライベートブランドの戦略は価格を抑えながら、質をよく保ちつつ、自社の商品を持てるという良い側面があるのかもしれません。
ものづくりでは、メーカーや技術者の最高級志向と、普通の一般的なより多くのユーザーの人との追求するモノのズレが問題として指摘されたりもしています。
日本の製造業でもテレビなどが過去にメーカー側の高級志向と、実際のユーザーの嗜好が離れて課題・問題となったことなどがあります。
製品の買い替えサイクルや、ユーザーの方の消費がうまく読めていない状況の時期はものづくりでも少なからず混乱は生じるものなのかもしれません。
筆者は小売や卸売りの業者の方々が、プライベートブランドを提供して消費者と一緒に生き残ってきたのだなと改めて感心しています。
メーカーの製品をただ店頭展示して販売するだけでなく、その間を常に埋める存在としてプライベートブランドの家電や生活用品があってもそれはそれで良いかもしれません。
そしてそれは製造メーカー・開発側と実際の普通の一般の消費者の方々が選び買いたいものと実際の要望する価格などとの間を良い意味で埋めてくれる存在となるのかもしれません。