セラミック技術
<例>セラミック部品にデータ化
部品の現物から3次元CADデータ作成
セラミック技術とは、無機複合材料であるセラミックの製造、加工、応用に関する技術のことを語ります。
1. セラミックの分類
①酸化物系セラミックス
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代表例: アルミナ(Al₂O₃)、ジルコニア(ZrO₂)、チタニア(TiO₂)
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特徴:耐熱性、耐摩耗性、電気絶縁性が高い
② 窒化物・炭化物系セラミックス
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代表例:窒化ケイ素(Si₃N₄)、炭化ケイ素(SiC)
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特徴:高強度、高硬度、耐衝撃性が高い
③ 複合セラミックス
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代表例:ジルコニアタフ化アルミナ(ZTA)、炭化ケイ素複合材料
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特徴:異なるセラミックの特性を組み合わせ、強度や耐久性を向上
2. セラミックの製造プロセス
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原料の調合
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粉末状の原料を混合し、均一な組成にする。
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成形
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プレス成形(粉末を圧縮成形)
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射出成形(高精度の形状を作成)
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押出成形(管や板などを連続成形)
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接合
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高温(1000~2000℃)で焼成し、緻密な構造を形成します。
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加工・仕上げ
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研磨、コーティング、電極形成などの処理を行います。
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3. セラミックの応用分野
①エレクトロニクス
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半導体基板、コンデンサ、圧電素子
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高い電気絶縁性と耐熱性を活用
② 自動車
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エンジン部品、ブレーキディスク、排ガス浄化触媒
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耐熱性・耐摩耗性を活用
③医療
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人工関節、歯科インプラント
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生体適合性と耐久性を活用
④ 宇宙・航空
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耐熱タイル、エンジン部品
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超高温環境での耐久性が重要
4. セラミック技術の最新動向
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ナノセラミックス:微細構造化により高強度・高機能化
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セラミックコーティング:耐熱・耐摩耗性向上
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3Dプリンティング:複雑形状のセラミック製品を作る
セラミック技術は、今後さらに進化し、新しい分野への応用が期待されています。
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