コロナ禍で使い捨てプラスチックが見直される

世界的なコロナ禍で使い捨てプラスチック製品が見直されているといいます。
本当に清潔を求めてコロナの現場で格闘することを想定すると筆者も想像してみても、
ガウンやマスク、手袋も使い捨てで集めて袋に閉じてしっかり燃やすごみに出すしか方法はないでしょう。
筆者は家族のコロナではない病気の入院とともに看病をしながら、
家族もまた病院の病棟の現場にも使い捨てプラスチック製品の衛生面での恩恵を受けていることに改めて気づかされました。
病院ではコスト削減や経営の黒字化が足元の基本的な目標となっているようです。
そんな際にビニールやゴム手袋など安くて清潔に患者にケアの手を差し伸べることができることも
プラスチック素材の恩恵と価値であることをも改めて思い知らされました。

分別の意識から
筆者の住む三河地域では各市によってプラスチックごみを分別回収しているところと、
燃えるごみと一緒にして燃えるごみとしてプラスチックごみを扱う市と地域によって差があるようです。
廃棄するごみについて技術的に・科学的に解決策を考えることも大切です。
しかし庶民である筆者、私たちはまず分別から協力の手を差し伸べるしかありません。
今年の夏も(2020年8月下旬執筆現在)40度を超える暑さを日本でも記録する都市も出ました。
若者の間では「気候危機」とも呼ばれていて改めて地球温暖化の問題を思い知らされます。

プラスチック製品と有意義な代替品の選択は本当に難しい問題です。
衛生面的に清潔を保つサーマルリサイクル、燃やすプラスチックごみと
ケミカルリサイクル、リサイクル可能なプラスチックごみを賢くおさめねばなりません。
まずは落ち着いてこつこつとこなすしかない面もあると思います。

代替プラもメタンを環境に排出する素材では結局温暖化ガスを排出する結果になってしまいます。
生分解性かつメタンも排出させない素材があると未来が明るくなるかもしれません。
CO2貯留を温暖化対策の1つとして真剣に検討している流れの中で、より環境に配慮した素材の存在が不可欠かもしれません。