内燃機関の技術の生き残り
2019年になってから、新聞で日本の部品製造メーカーで、航空機向け・航空機の内燃機関向けの部品を開発している会社がとり上げられていました。
確かに内燃機関が航空機のエンジンとしては生き残り続けるので、賢いなと筆者は感じました。
内燃機関とは
「内燃機関とは、広義にはシリンダなど機関内においてガソリンなどの燃料を燃焼させ、それによって発生した燃焼ガスを用いて直接に機械仕事を得る原動機のことをいいます。
内燃機関では燃焼ガスを直接作動流体として用いて、その熱エネルギーによって仕事をします。
これに対して、蒸気タービンのように燃焼ガスと作動流体がまったく異なる原動機を外燃機関といいます。
内燃機関はインターナル・コンバッション・エンジンの訳語です。
このインターナル・コンバッション・エンジンは内部で燃料を燃焼させて動力を取り出す機関(エンジン)のことです。
「機関」も「エンジン」も、複雑な機構を持つ装置という意味を持ちますが、ここでは発動機という意味です。」
(「」、内燃機関 Wikipediaより引用)
「エンジン」は機械では自動車用エンジンや航空用エンジンなどを指す語として使われています。
航空用エンジンについて
「航空用エンジンまたは航空エンジンは航空機に搭載され、航空機の飛行に必要な推力(推進力)を生み出すエンジンです。
補助動力装置やラムエア・タービンなど電源や油圧を確保するエンジンは航空エンジンには含まれません。
現在使われている航空機用エンジンは全て内燃機関です。
ですが研究用またはデモンストレーション用に電動機などを使ったものが存在します。
基本構造は自動車や船舶に使用されるものと同等ですが、飛行機はエンジンが停止すると墜落するため、革新的な先端技術よりも信頼性が最重要視されます。
また重量が性能に大きく影響するためにパワーウエイトレシオや推力重量比、燃料消費率が重視されます。」
(「」、航空用エンジン Wikipediaより引用)
「パワーウエイトレシオとは加速能力に関わる指標として用いられている数値のことです。」
(「」、パワーウエイトレシオ Wikipediaより引用)
近年ではLCC(Low Cost Carrier)と呼ばれる格安航空会社の活躍があって、航空機自体の需要が一定程度見込まれます。またホンダジェットなど比較的小型な飛行機も生産されたりしています。
日本の部品を開発・製造するメーカー企業の中に、航空機向け・小型飛行機向けの搭載部品を開発して生き残りをかける企業があることはうまく行けば大変有意義であると考えます。