次世代のクルマ技術について

SDVソフトウェア・デファインド・ビークル
SDVソフトウェア・デファインド・ビークルとは、
ソフトウェア定義型自動車とも呼ばれ、クルマと外部との双方向の通信によって、
ソフトウェアを更新することで価値や機能が変えられるクルマ、
「アプリケーション・プログラミング・インターフェースAPI」によって動かせるクルマなどといわれています。
従来の買い切り型の自動車と違うところは、
販売後もソフトウェアの更新などによって機能を増やしたり性能を向上させることができ、
それによって販売後もサービス料などによって稼ぐことができると言われている点です。

APIアプリケーション・プログラミング・インターフェースとは
APIとは英語の「Application Programming Interface」の略です。
APIはソフトウェアやアプリケーションの機能を繋ぐ・情報を共有する窓口などと例えられることが多いです。
APIを使うと外部のソフトウェアやプログラム・データを共有・連携させることができます。
APIによってアプリケーションとアプリケーションとを繋ぎ、かつ相互のアプリケーションのデータと機能の共有ができます。
身近なところでは、GoogleやX(旧Twitter)、LINE、インスタグラムなどWebのAPIなどとしてすでに技術が使われています。
EVが「走るスマホ」などと例えられるのは、
今後EV開発がよりソフトウェア開発・連携にも比重が置かれていくことも意味しているのだろうと考えられます。

トヨタ・日産・ホンダ、次世代車SDVの開発で協力
ソフトウェア更新によって自動車の機能を高める技術をSDVといいます。
EVが本格化する段階を踏まえ、日本の経済産業省のモビリティDX戦略のもと、
日本の大手自動車製造メーカーは新たに自動車のソフト化の開発で協力する模様です。
トヨタや日産は、2025年以降にSDVに対応した新車を販売開始する計画であるといいます。