EV電気自動車の初期消火にファイヤーブランケット
(画像、電気自動車、イメージ)
EV電池の発火・高電圧部品の発火の初期消火に特製の布
電気自動車の発火事故にファイヤーブランケットの使用がとても有効であるといいます。
ファイヤーブランケットは1500度の熱に耐える強靭性があるといいます。
日本においては2023年の4月1日よりEV火災対応の超耐熱ファイヤーブランケットが発売されています。
また、他のEV火災の消火の手法としては電気火災用の消火器の使用が推奨されてもいます。
水での消化は消火栓の使用などで大量の水が使用可能の場合のみに可能であるといいます。
日本で4月1日から発売されているファイヤーブランケットとはノルウェー製の工業用耐熱繊維で製造されたものです。
使用法は発火した車両から離れた場所でファイヤーブランケットを広げて、
火元をファイヤーブランケットで覆ってしばらく放置すれば無事消火できるそうです。
ガソリン仕様車の発火の消火にはまず泡消火剤での消火が考えられます。
理由としてはガソリンは水をかけると逆に燃え広がってしまうからです。
ガソリンの火の消火には二酸化炭素、泡、ハロゲン化合物による酸素の供給を遮断して消火する手法があるそうです。
発火してしまったクルマの消火には酸素の供給を遮断することが最も賢明な初期消火の手法であるようです。
電気自動車の発火の消火には水よりもファイヤーブランケットで覆う初期消火が有効であるといいます。
車載リチウムイオン電池の発火は消火に水をつかってしまうと恐ろしい程の水量が必要となってしまいます。
耐熱性が極めて高く、酸素の供給を遮断できる布で電気自動車の火元をしっかり覆うことで消防車の大量の水を使わずにEV火災の初期消火が可能であるといいます。
これからバッテリーEV電気自動車が普及することを考えるとEV火災の解決法がある状況で普及をしていくことが賢明であると考えます。
ファイヤーブランケットの発売は被害や水資源の使用を最小限に抑える上で非常に有意義かつ重要であると筆者も感じます。