最近の新しい技術・革新

2023年前半半導体減速か
2023年半導体の市場が軟調となっているようです。
スマホなど最終製品の需要が不振であることや、米国による中国への半導体規制などの影響が考えられます。
ただ2023年後半には在庫状況も一巡するのではという期待も広がっているようです。
米国の中国への半導体関連の規制の範囲の行方も今後の半導体製造の分野では注目されると考えられます。

話題のChatGPT
米オープンAIが開発するChatGPT(対話型の文章生成AI)が大きな話題となっています。
対話形式で質問する・文章を入力するとAIが返答してくれるものです。
登録の仕方によっては無料で利用することが可能のようです。
世界であっという間に普及したといわれるこのChatGPTは今後のIT機器を活用した知的生産活動に影響をもたらすと考えられます。

スペースX社イーロンマスク氏が構築したスターリンク
IT機器を活用した革新は現代の私たちの営みを変貌させる影響力を持っていると考えられます。
スペースX社のイーロンマスク氏主導の開発して打ち上げた衛星を通じてネットを活用するスターリンクがウクライナなどで活躍しています。
一部のサーバーが攻撃を受けたとしてもスターリンクで飛行する衛星を介してネットワークを常時繋げられ、標的の分散化と通信の維持運営が可能となるようです。
ただスターリンクは本来は有料の通信サービスです。
日本でも有料でのスターリンク活用となると考えられます。
しかし、ウクライナへのスターリンクの提供は今もなお無償での提供が継続されています。
(2023年2月執筆現在)

日本国内でのスターリンク提供も始まるようです。
「日本では、KDDIがスペースXと業務提携しています。
2022年に1200箇所の基地局を介して地方の顧客向けに、より高速な通信の提供を目指すことを発表しました。
同年12月に静岡県熱海市の初島にスターリンクを利用した最初のau基地局を設置しています。」
(「」、スターリンク、国ごとの提供状況 Wikipediaより引用)

インターネットから始まったITの革新はまた新たなフェーズに入ってきているようです。
テスラやスペースX等を率いるイーロンマスク氏の事業は時代の先をとらえていると感じます。
AIや新しい通信の様式に我々の仕事や生活も順応・適応していく必要があるかもしれません。