パナソニック、BD生産終了
2023年1月、パナソニックがブルーレイディスクBDを生産終了することを表明しました。
市場規模の縮小に伴い、継続生産が困難であるためと理由を説明しています。
筆者もHHDハードディスクドライブ500GBギガバイトのBDレコーダーを現在も使っています。
パナソニックがBDの生産を終了することは残念です。
背景に、動画視聴がネット配信・ストリーミングでの視聴が増えてきていることが大きいと考えられます。
ブルーレイディスクBDについて
「Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)は、青紫色半導体レーザーを使用する光ディスクです。
第3世代光ディスクの一種であり、DVDの後継です。
規格はBlu-ray Disc Associationが策定しています。
一般的な略称は「BD(ビーディー)」です。
あるいは単に「ブルーレイ(Blu-rai)」と呼ばれることも多いです。
名称が「Blue-ray」ではなく「Blu-ray」になっているのは、
「Blue-ray Disc」とすると英語圏の国々では「青色光(で読み取る)ディスク」を意味する一般名詞と解釈され、
商標登録が認められない可能性があるためです。
概要
BDは、波長405nmの青紫色半導体レーザーと、0.1mmのカバー層の光ディスクを使うことで、
技術的にレンズのNA値を0.65から0.85に上げ、
DVDの5倍以上の記憶容量(1層式ディスクで25GB、2層式ディスクの場合は50GB、ほか)を実現しました。
青紫色は可視光線の中で最も波長が短いことから、ソニーはBDを「家庭用光ディスクの最終形」とホームページ上でうたっています。
現在、23.3GB/25GB/50GB/100GB/128GBのBDディスクが規格・製品化されています。
研究レベルではTDKが2009年に10層320GB、2010年には16層512GBの試作に成功するなど、
記憶容量の拡張が進められています。
BDでは記録層の数に応じて1層(単層)をSL(Single Layer)、2層(複層)をDL(Dual Layer)、
BDXL(多層)規格の3層をTL(Triple Layer)、同じくBDXL(多層)規格の4層をQL(Quad Layer)と表記することがあります。
例えばBD-RであればそれぞれBD-R SL、BD-R DL、BD-R TL(BDXL-R TLとも)、BD-R QL(BDXL-R QLとも)となります。
ディスクの大きさ(直径12cm、厚さ1.2mm)はCDならびにDVDと共通ですが、
BD規格はCD規格やDVD規格と独立しているため、BD対応機器におけるCD/DVDの記録・再生機能は必須ではありません。」
(「」 ブルーレイディスク Wikipediaより引用)