ハイブリッド車からEV生産に向けて考えること
2022年11月、5代目新型プリウス発表
2022年11月16日、トヨタが5代目新型プリウスを発表しました。
ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車をそれぞれ
2022年冬、2023年春に発売する計画であるそうです。
注目されるプラグインハイブリッド
5代目新型プリウスのプラグインハイブリッドの車種は、
EVモードによる走行距離が従来車種よりも50%以上向上したと注目されているようです。
距離としては50%以上というとおよそ90km以上ということになります。
プラグインハイブリッド車におけるEVモードの走行距離の進化は街乗りのEVへの可能性を拡げるものと考えます。
次世代車載電池といわれている全個体電池もトヨタ自動車としてはハイブリッド車から搭載されていくと言われていて、開発・製造の動向が注目されます。
海外でバッテリーEV電気自動車の普及が進んでいる昨今、電池の故障・火災トラブルも報じられています。
ピュアEVのバッテリーの火災には内燃機関仕様車ガソリンエンジン車よりもはるかに大量の水が必要になっているとも報じられていて注意が必要であろうと考えられます。
こうした車載リチウムイオン電池の問題点を克服することができると期待されている全個体電池の量産、クルマへの搭載はクルマのものづくりにおいて重要であろうと考えます。
トヨタ自動車は初の量産EV、bz4xをリリースしたばかりです。
電池に関してはきっと相当の研究・検証を重ねてきているだろうと考えられます。
bz4xは日本ではリースのみの販売となっていて、バッテリーに関してより慎重な姿勢で研究開発をしていることが想像されます。
火力発電に大きく依存している日本国内の事情もあり、日本ではハイブリッド車の需要は底堅いものがあるのかもしれません。
また、車載ソフトウェア開発が加速しているといいます。
海外のクルマメーカーではグーグル機能搭載車やアップルのカープレイ搭載車がリリースされ、
いよいよEVに向けて開発が集中していくことが考えられます。
EVのOSづくりには日本でもトヨタやデンソーなどが積極的に投資をし開発を進めているといいます。
トヨタ系ではアイシンがフルラインナップでのEV搭載向け駆動装置の開発に成功しており、次世代のEVは有望視してもよいのではないかとも考えられます。
ただEVのその先は半導体の塊になった電気自動車を自動運転機能の進化も見据えて、
プログラミング更新アップデート・アップグレードしていく技術的サービスが有望視されてもいるようです。
最先端には危険がつきものであるとも考えられるため、開発と実装に関しては極めて慎重に・正確であることや何より安全性が求められていると考えます。