ハイテクの分野において低消費電力で高機能であることが訴求されてきています。
パソコンやスマホ、タブレットにも低消費電力でかつハイパフォーマンスな半導体が搭載されるようになっています。
しかしゲーミングPCなどは消費電力を惜しまずハイパワーでハイパフォーマンスな機種などもあるようです。
自動車の分野でも今後電気自動車化やレベルの高い自動運転などの開発が継続されているようです。
自動車にも優れた人工知能AIやセンサー、それに加えてソフトウェアの開発をして大幅な電力消費コスト減を狙った技術が実用化されようとしています。
昨今のエネルギー安全保障をめぐる電力インフラの危機でも省エネが注目され提言されたりしています。
これからのものづくりは省エネルギーは大きな開発課題となってくるかもしれません。

ネットが普及しデジタル空間でメタバースなどの新しい流行が期待されています。
しかし、それを支えているのは電力を消費して維持されているデータセンターなどです。
データセンターも省エネ、運営電力の再生可能エネルギー化などが導入されている模様です。
メタバースなどの利用は多くの電力消費コストがかかるとも言われています。
新技術や技術的なサービスはそれを支えるインフラにも注目しておく必要があるようです。

日本では国土が狭く島国で資源も乏しいため、再生可能エネルギーの導入に工夫が必要です。
最近では国内での洋上風力発電の導入が始まっています。
ですが洋上風力発電を技術的に実現させる風車設備の製造・開発事業からは日本のメーカーは撤退してしまっています。
ですので外国の風車などの設備の大手メーカーと日本の商社などがチームを組んで日本の洋上風力発電を興そうとしています。
新たに、国は最近になって一定の事業者に偏った洋上風力発電の事業にならないように規制を設けました。
それを受けて、海外の主力洋上風力発電設備のメーカーは日本現地での工場生産を見送ることにしたと表明しています。

未来的な生活には電気が必要不可欠であると考えられます。
ものづくりは今後大きな転換点を迎えることが予測されます。