CADデータサービスの内容


3Dスキャンデータサービス

◆3DスキャンからCADモデリング迄のワンストップソリューションサービス。カメラ式スキャニングとX線CT式スキャニングがあります。スキャン精度はセンサヘッドの測定精度0.01~0.03mmですが測定物の表面形状や色調によって測定値が変わります。ノイズ除去処理やポリゴン編集やCADモデリング時点変わります。最終精度0.05~0.1mm程度になります。


手加工や手修正した金型のバックアップ用データ作成
◆手修正した製品のモデルを金型を設計データとして残して更新型や増産型用データとして利用できます。
◆トライ&エラー等で製作した金型は3次元CADモデルデータが存在しなくなるため、最終の現物をスキャンし CAD 化することで 2 番型、3 番の型製作に利用できます。リバース技術により設計部門へのフィードバックが可能になります。


実物しか残っていない製品の再製作用CADデータ作成
◆リニューアル用データ作成に、実物の3Dスキャニングのデータを利用。元図面がなくてもリバースを利用すれば製品を再製作することができます。
◆ベテランの職人が製作した型をデジタル化し技能伝承問題の解決に利用できます。過去の保守部品等、匠の技術の一部をアナログで残しつつロボットや自動化の基礎データに活用できます。


工業デザインのモックアップモデルをデジタル化
◆自由曲面を大量 に含むデザインは数値的にモデリングするには適していないため、アナログ的にクレイ等の物理モデルでデザ イナ ーが作成する場合があります。完成されたデザインモデルをデジタル化。曲線モデルの構造と形状を効率的に定義できます。人体に完全にフィットするカスタムワーク、スキャンする以外に手段の無い複雑な形状に利用できます


既存製品からCADデータ作成
◆元CADデータと実際の成形品との差異を見るインスペクションデータ。製品開発期間短縮のためプロトタイプや既存製品の3Dスキャンデータの利用。
◆既存製品の形状にフィットする製品を設計やAIロボットで製品形状にフィットする治具製作用の3Dデータ。
◆プレス部品や金型、タービンブレード、試作品、射出成形品、鋳造品等の解析データに利用できます


ポリゴンデータからのCADモデリング

3Dスキャンデータからのポリゴンモデルは,ポリゴンの欠損など問題のある箇所を含むため,そのまま3D プリントするとエラーになることや,望ましくない形が造形されることがあります。編集ソフトウェアで繰り返し修正する程、元形状から離れます。精度あるデータにするには、一旦CADモデリングを行い、完全なポリゴンデータに変換する方法があります。

 

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