サーフェス面の構成は
◆UとVという方向性のある面、縦糸横糸を連想させる構造(アイソライン)の面
◆ 稜線のないすべての面が繋がっている面
◆ポイントデータに忠実のため、形状の細かい変化も追随して作成されます。
◆ ポイントデータからの面のため容量は多くなります。
◆ リバースエンジニアリングのサーフェスはポイントデータからの面のため構造解析に適しています。
座標点の点群を結び、多角形のポリゴンメッシュを作成、多角形からナーバスサーフエスを作成
リバースエンジニアリングのサーフェス面は、ポイントから出来る NURBS面が基本となります。NURBS は非均一有理 B スプライン (Non-UniformRational B-Splines)の頭字語で、ジオメトリ タイプの 1 種です。制御点 Pi とノットと呼ばれるパラメータによって定義される曲線からできている面です。
最小数のカーブをスムースに使用してサーフェスを構築するため、あらゆる有機 3D 形態を構築するのに使用します。スキャンデータで採取したポイントを結んだ面データになるため、現物形状のデータ化に適したCAD面データになります。
リバースエンジニアリングのサーフェスモデリング
①実物を3Dスキャン ②点群データ ③点群からポリゴン面を作成 ④ポリゴンからサーフェス面を作成 ⑤サーフェスを参照してCADモデリング(円弧、フィレット、、曲面、ボス、穴、平面等の定義)
出力のデータ形式
■IGES形式で出力 一般の3DCADで利用できます。 ■IGES形式からパラソリット形式に変換します。 ソリッド系のCADでも使用可能です。 サーフェスは、複雑な形状をもつ精巧な部品のCAD化向きです。 3次元スキャナで採取した点群やポリゴンデータを、スムージング、穴埋めなどのデータ処理を施し、 モックアップからの サーフェスモデル作成等、プレス成型品のリバースエンジニアリングに有効 です。 |