木型の種類

<例>木型のデータ


木材を使って成形や加工のための型を作るものです。用途によってさまざまな種類があります。以下、主な木型の種類を紹介します。

1. 鋳造用木型(ちゅうぞうようきがた)

金属を鋳造する際に使われる型。砂型鋳造やロストワックス鋳造などで使用されます。

  • 単型(シンプルパターン):一体型の木型で単純な形状の鋳物用。
  • 分割型:複雑な形状を作るため、いくつかのパーツに分かれた木型。
  • 中子型(なかごがた):鋳物の内部に空洞を作るための木型。

2. 成形用木型(せいけいようきがた)

プラスチックやゴム、FRP(繊維強化プラスチック)などの成形に使われる木型。

  • 真空成形用木型:プラスチックを熱で柔らかくし、型に密着させて成形するための型。
  • プレス成形用木型:金属や樹脂のプレス加工に使われる木型。

3. 建築用木型

建築部品や装飾のための型。

  • コンクリート型枠:コンクリート構造物を作るための型枠。
  • 和風建築の装飾木型:社寺建築や伝統建築の彫刻用木型。

4. 靴の木型(ラスト)

靴の形を作るための型。靴職人が使う「ラスト」とも呼ばれます。

  • 標準木型:一般的な靴の製造に使う基本形。
  • オーダーメイド木型:足の形に合わせて特注で作る型。

5. 楽器製作用木型

楽器を製作する際に使用される型。

  • バイオリンやギターの木型:ボディの成形に使われる。
  • ピアノの響板(きょうばん)型:ピアノの音を響かせる板の成形型。

6. 漆器・陶器用木型

伝統工芸品の製作に使われる型。

  • 漆器用木型:漆塗りの器や装飾品の形を決める型。
  • 陶器の木型:陶器や焼き物の成形に使われる型。

木型は、用途ごとに最適な形状や材質が選ばれ、職人の技術によって精密に作られています。

 

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