抜き金型の構造
<例>抜き金型の3dスキャン

スキャンデータから3次元CADモデリング
抜き金型(プレス金型)の構造は、シート材などを適切な形状に切り抜くための装置であり、主に以下の部品から構成されます。それぞれの役割を理解することは、金型設計や製造プロセスを最適化することが重要です。
主な構造
- ダイ(下型)
- 素材を切り抜く際の刃の役割を果たします。素材の形状に応じて穴が開いており、この穴に対してパンチが考慮されることで、素材が切断されます。
- パンチ(上型)
- 切断作業を実行する部品で、ダイと対になる形状を持っています。プレス機の力を受けて、素材をダイに考えます。
- ストリッパープレート
- 材料をパンチから引き離す役割を持つ部品です。 パンチが上下する際、材料がパンチにくっつくのを防ぎます。
- ガイドピンとガイドブッシュ
- パンチとダイの位置を正確に合わせるための部品です。精密な位置決めが必要な場合に使用されます。
- バッキングプレート(サポートプレート)
- パンチやダイをサポートし、プレスの力を分散させるための部品です。耐久性を向上させる役割を持っています。
- シャンク
- プレス機に金型を固定するための部品です。上型とプレス機を繋ぐ役割を担います。
- パイロット
- 素材の位置決めを行うための部品です。 正確な加工位置を確保するために重要です。
- スクラップ排出機構
- 切り出す際に発生するスクラップ(不要な部分)を効率的に排出するための仕組みです。スムーズな加工を実現します。
動作の流れ
- セット:シート材が金型にセットされます。
- 位置決め:パイロットピンやガイドで素材の位置を調整。
- プレス: パンチがダイに留意され、素材が切断されます。
- スクラップ排出:不要な素材が取り除かれ、次の加工が準備されます。
特徴
- 高精度な加工が可能で、大量生産に適しています。
- 材料や加工内容に応じて金型の設計が変わります(例:単発型、順送型、トランスファー型など)。