抜き金型の構造

<例>抜き金型の3dスキャン

スキャンデータから3次元CADモデリング


 

抜き金型(プレス金型)の構造は、シート材などを適切な形状に切り抜くための装置であり、主に以下の部品から構成されます。それぞれの役割を理解することは、金型設計や製造プロセスを最適化することが重要です。


主な構造

  1. ダイ(下型)
    • 素材を切り抜く際の刃の役割を果たします。素材の形状に応じて穴が開いており、この穴に対してパンチが考慮されることで、素材が切断されます。
  2. パンチ(上型)
    • 切断作業を実行する部品で、ダイと対になる形状を持っています。プレス機の力を受けて、素材をダイに考えます。
  3. ストリッパープレート
    • 材料をパンチから引き離す役割を持つ部品です。 パンチが上下する際、材料がパンチにくっつくのを防ぎます。
  4. ガイドピンとガイドブッシュ
    • パンチとダイの位置を正確に合わせるための部品です。精密な位置決めが必要な場合に使用されます。
  5. バッキングプレート(サポートプレート)
    • パンチやダイをサポートし、プレスの力を分散させるための部品です。耐久性を向上させる役割を持っています。
  6. シャンク
    • プレス機に金型を固定するための部品です。上型とプレス機を繋ぐ役割を担います。
  7. パイロット
    • 素材の位置決めを行うための部品です。 正確な加工位置を確保するために重要です。
  8. スクラップ排出機構
    • 切り出す際に発生するスクラップ(不要な部分)を効率的に排出するための仕組みです。スムーズな加工を実現します。

動作の流れ

  1. セット:シート材が金型にセットされます。
  2. 位置決め:パイロットピンやガイドで素材の位置を調整。
  3. プレス: パンチがダイに留意され、素材が切断されます。
  4. スクラップ排出:不要な素材が取り除かれ、次の加工が準備されます。

特徴

  • 高精度な加工が可能で、大量生産に適しています。
  • 材料や加工内容に応じて金型の設計が変わります(例:単発型、順送型、トランスファー型など)。

 

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